神奈川県藤沢市に生まれる藤沢サスティナブルスマートタウン(以下、Fujisawa SST)は
1000世帯もの家族の営みの起点として誕生し、
入居者に対してウェルカムギフトを作成することが依頼されました。
住民への入居後の一番最初のコミュニケーションとなるウェルカムギフトには、
住民とのコミュニケーションにおける可能性が詰まっています。
並行してFujisawa SST内にある暮らしものづくりラボ”FERMENT”の企画を行っており、
それとあわせてトータルでデザインをすることも求められました。
(FERMENTは住民のために「食」と「モノづくり」を通してコミュニティを育むためのラボです。)
・入居者に対しての思い出に残るギフトを贈ることで、最初に好印象なコミュニケーションを図る
・ギフトを通して、Fujisawa SSTのコンセプトを感じることができる
上記を目指し、“日常の風景に自分たちで創れるエコプロダクトを”というテーマのもと
日常的に触れられるプロダクトとして、コースターを製作しました。
”エコ、植物、水、∞、日本”などのFujisawa SSTのテーマを感じることのできるデザインをし、
コースター自体のデータを住民に公開し、FERMENT内のレーザーカッターで作れるようにすることで、
例えば家族が増えた時などに自分たちでもつくることができるようになっています。
また、オリジナルギフトボックスも作成しました。
こちらにはUVプリンターという機械を使い、白い箱に透明なインクで印刷をしています。
Fujisawa SSTの第一弾の入居式ではウェルカムギフトも配布されたようです。
FERMENTを中心にコミュニティが育まれていくことを期待しています。
Credits:
Branding design : MaMe Creative Beans
Project management : Kensuke Fujishiro (prsm)